2010年07月31日

塩と味付け

こんにちは。

昨日お昼のお客様との会話について少々お話します。

それは味付けについての話題でした。
『家音さんではどうやってこの味付けをしているのですか?』というご質問から話が始まりました。

現在NPO法人の立ち上げ準備をしていてその活動の一環でもある調理塾の開催。
それは塩だけの調味料で仕上げるというものを予定しています。

つまり食品の味を引き出すというよりもそのままの味を味わう ということです。
このときの会話も、塩だけ(油類は含まない)です。という答えをお客様に出したのですが、結構驚かれたり感心されたりもします。

大昔の話ですが、徳川家康の何番目かの妾にお梶(おかじ)という大変切れる女性がいました。
そのお梶は家康が戦で留守の時に居城を預かり武将にご馳走しなさいと命じられました。
ごちそうを振舞い、食している最中にある武将が「一番美味いものは何だろうか?」と発言。
皆は鯛だ、ヒラメだ、うなぎだと言うのでしたが、武将がお梶は?とたずねたとき、
お梶は『塩です』と答えました。武将達は笑い、あんな辛いものが何で美味かろうか!!とはやし立てました。
数日後、再びお梶が宴を開き武将達を招待。
武将達が好んだ鯛やひらめを出してもてなしました、ところが「なんだこの料理は!!!味がしない」
と皆で料理を批判した。そこですかさずお梶は、
『あらあら、先日貴方方は塩がまずいといわれたじゃ有りませんか、なので今日は塩抜きで料理させました。皆がお好きな品ですよ沢山召し上がってくださいね』と言って武将達を黙らせたそうです。


と、塩は大変貴重な存在です。
美味しい塩があれば少量でも野菜や肉の味わいを壊す事無く調理できます。

これからも家音の理想は、『乳幼児でも食べられて、大人も美味しく味わうことの出来る調理法』です。

写真は姉妹店の らんぶる 0986-62-5004
塩と味付け



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Posted by CAFE家音kaonのミント♪ at 11:39│Comments(0)霧島自然菜園倶楽部
 
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