2010年06月22日
NPO法人「霧島自然菜園」発足にあたり
こんにちは。
先日食の大切さを書きとめ、何か活動をしようという思いを述べました。
その具体的方針が決りましたので、皆様にお知らせいたします。
沢山の方にアドバイスを頂き、名称を「霧島自然菜園」としました。
以下、発足に当たっての趣旨です。チョと長いですが、読んでいただけたら嬉しいです。

*********
私たちは、霧島市にて市民農園型の自然菜園を通じて食と農のつながりと大切さを広めることが目的です。
現状において、現在の農業は効率化が経営の基本に置かれるため、農薬や化学肥料がアトピーや慢性病の原因と言われながらもどうしても農薬や化学肥料に頼らざるを得ない傾向となっています。
その結果 、健康面や環境面において不安が生まれる状況となってしまいました。こういったことの反省から、最近は有機農業が見直されてはきましたが、まだまだ全体の0.16%にしか及ばず、日常的に安全な農産物を手にするに十分な状況ではありません。
また、農業従事者の減少等により現在の日本の食糧自給率が低下、同時に耕作放棄地も増加の状況にあります。霧島市においては全耕作地4,635haに対して、なんと12.64%もの農地が耕作放棄されています。
食に関しては【安さ】【見た目】【手軽さ】【日持ち】【濃い味付け】が求められ、生産性や利便性を重視した添加物使用食品が出回っています。
このことがどのような弊害をもたらしているか、農薬や化学肥料で育てられた野菜等と添加物でごまかされた【心のない食品】でつくられる食事が【健康】かという事が問題なのです。
この問題を私たちは、このように考えます。
現在の社会構造、産業構造の中で、農業・食品加工という食産業を全てを健全にすることは非常に困難なことです。もちろん食品は、安全でなくてはいけません。
しかし、この社会の枠組みの中では、これはかなり難しいというのが私たちの実感です。有機農業はコストやリスクが高くなり商品が高額となり売れにくい、したがって農業従事者は有機農業を選択しにくいでしょう。食品に関しても化学調味料を使用すれば手早く一定の味が出せます。しかし、それでは健康な食生活とはいえません。
例をあげると、死因第一位の「がん」の対策として、農薬不使用の穀物や野菜を正しく食する食事療法が最有力として注目されています。新鮮で安全なお米や野菜を正しく採ることが健康の条件なのです。
そこで、私たちは安全な農作物と安心できる調理方法などを提供・実践し、市民を健康に導くための活動します。
例えば、この法人が耕作放棄地を借入れ、市民農園型の【自然菜園】を作ります。そこを市民の方々に利用してもらい収穫の喜びを味わってもらう。また、そこで栽培した無農薬野菜で食品添加物を使用しない調理塾や飲食事業を展開する。さらには農園野菜で学校給食を作ってみたりもする。この様な活動を少しづつ展開し継続することにより、徐々に健康となり食の大切さと農業の大事さを実感するのです。
今、あげた例が食と農をつなぐためのひとつの姿です。こういった活動の結果として農業が少しずつ健全に復興してくるでしょうし、耕作放棄地の復活で食料の自給率も少しずつですが上がるでしょう。
さらに雇用の機会の拡大、環境面における改善、家庭の輪、子供に対する教育等いろいろな効果がこの法人が育つ中で生まれ変わることができるものと確信しています。
私たちは、こういった諸要素のあり方を、食と農のつながりをもって、「人、食、時代」の観点から学び、かつそれらが、社会の機能として実際に働くように社会の仕組みを作って運営していきたいと考えています。
****************
私たちの活動に賛同していただける方、興味のある方、お気軽にご連絡ください。0995-46-6344(代表 角屋敷)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
先日食の大切さを書きとめ、何か活動をしようという思いを述べました。
その具体的方針が決りましたので、皆様にお知らせいたします。
沢山の方にアドバイスを頂き、名称を「霧島自然菜園」としました。
以下、発足に当たっての趣旨です。チョと長いですが、読んでいただけたら嬉しいです。

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私たちは、霧島市にて市民農園型の自然菜園を通じて食と農のつながりと大切さを広めることが目的です。
現状において、現在の農業は効率化が経営の基本に置かれるため、農薬や化学肥料がアトピーや慢性病の原因と言われながらもどうしても農薬や化学肥料に頼らざるを得ない傾向となっています。
その結果 、健康面や環境面において不安が生まれる状況となってしまいました。こういったことの反省から、最近は有機農業が見直されてはきましたが、まだまだ全体の0.16%にしか及ばず、日常的に安全な農産物を手にするに十分な状況ではありません。
また、農業従事者の減少等により現在の日本の食糧自給率が低下、同時に耕作放棄地も増加の状況にあります。霧島市においては全耕作地4,635haに対して、なんと12.64%もの農地が耕作放棄されています。
食に関しては【安さ】【見た目】【手軽さ】【日持ち】【濃い味付け】が求められ、生産性や利便性を重視した添加物使用食品が出回っています。
このことがどのような弊害をもたらしているか、農薬や化学肥料で育てられた野菜等と添加物でごまかされた【心のない食品】でつくられる食事が【健康】かという事が問題なのです。
この問題を私たちは、このように考えます。
現在の社会構造、産業構造の中で、農業・食品加工という食産業を全てを健全にすることは非常に困難なことです。もちろん食品は、安全でなくてはいけません。
しかし、この社会の枠組みの中では、これはかなり難しいというのが私たちの実感です。有機農業はコストやリスクが高くなり商品が高額となり売れにくい、したがって農業従事者は有機農業を選択しにくいでしょう。食品に関しても化学調味料を使用すれば手早く一定の味が出せます。しかし、それでは健康な食生活とはいえません。
例をあげると、死因第一位の「がん」の対策として、農薬不使用の穀物や野菜を正しく食する食事療法が最有力として注目されています。新鮮で安全なお米や野菜を正しく採ることが健康の条件なのです。
そこで、私たちは安全な農作物と安心できる調理方法などを提供・実践し、市民を健康に導くための活動します。
例えば、この法人が耕作放棄地を借入れ、市民農園型の【自然菜園】を作ります。そこを市民の方々に利用してもらい収穫の喜びを味わってもらう。また、そこで栽培した無農薬野菜で食品添加物を使用しない調理塾や飲食事業を展開する。さらには農園野菜で学校給食を作ってみたりもする。この様な活動を少しづつ展開し継続することにより、徐々に健康となり食の大切さと農業の大事さを実感するのです。
今、あげた例が食と農をつなぐためのひとつの姿です。こういった活動の結果として農業が少しずつ健全に復興してくるでしょうし、耕作放棄地の復活で食料の自給率も少しずつですが上がるでしょう。
さらに雇用の機会の拡大、環境面における改善、家庭の輪、子供に対する教育等いろいろな効果がこの法人が育つ中で生まれ変わることができるものと確信しています。
私たちは、こういった諸要素のあり方を、食と農のつながりをもって、「人、食、時代」の観点から学び、かつそれらが、社会の機能として実際に働くように社会の仕組みを作って運営していきたいと考えています。
****************
私たちの活動に賛同していただける方、興味のある方、お気軽にご連絡ください。0995-46-6344(代表 角屋敷)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
第71回 旬の調理塾 『完熟トマトの牛タンカレー&小さなキッチンガーデン作り』
味噌玉作り、参加者募集のご案内(^^♪
引き続き支援を行っていきますので、どうかご協力ください。
第1回 熊本復興チャリティーバザー in CAFE家音kaon
運動会のお弁当作りましょう♬
熊本支援にご協力ください
味噌玉作り、参加者募集のご案内(^^♪
引き続き支援を行っていきますので、どうかご協力ください。
第1回 熊本復興チャリティーバザー in CAFE家音kaon
運動会のお弁当作りましょう♬
熊本支援にご協力ください
Posted by CAFE家音kaonのミント♪ at 08:05│Comments(2)
│日常
この記事へのコメント
私も結婚してから「食」に対して考えるようになり、今はできるだけオーガニックなものをと思い、ちょっと遠い有機野菜のお店まで買いに行っています!
味も栄養価も全然違いますね。
活動、がんばってください(^^)
味も栄養価も全然違いますね。
活動、がんばってください(^^)
Posted by いっぽ at 2010年06月22日 08:37
いっぽさん
コメント、応援ありがとうございます。菜園情報や活動「イベント」などのお知らせいたしますので、楽しみにしてください。
ありがとうございます。有機野菜だけに勇気が出てきました。
コメント、応援ありがとうございます。菜園情報や活動「イベント」などのお知らせいたしますので、楽しみにしてください。
ありがとうございます。有機野菜だけに勇気が出てきました。
Posted by CAFE家音kaonのミント♪
at 2010年06月22日 08:56
